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自分を合わせるのではなく、保険を自分に合わせる [生命保険]

加入している保険について、保険会社を統一とさせるべきかどうか。今回で3回目ですが、そろそろ結論を出さなければいけませんね。そりゃあ、ひとつの保険会社や代理店で統一してしまえば楽ですが、それでは選択肢がなくなってしまいます。商品である以上、保険料や保障内容や担当者のサービスなどで比較し選択できる状態でなければならないでしょう。

しかし、保険会社によっては種目ごとの得手不得手がありますし、個々人の事情や目的によって、死亡保障はA社がいいが、医療保障はB社の方が合っている、ということはあるでしょう。総合型については、広く浅い保障が賛否両論あります。

また、あってはならないことですが、一本化して加入していた会社が経営破綻することもあり得ます。その場合、最悪は保険金90%の補償に留められてしまいます。

さらに、いつぞやの明治安田生命のトラブルで発覚しましたが、保険金は告知について何らかの齟齬で保険会社から「支払拒否」の憂き目にあわないとも限りません。防御策としても分散加入は意義があります。

いずれにしても、第一義的に考えるべきは、加入者自身にとってもっとも適した保障を設計することです。つまり、保険会社ではなくあくまで自分が主役であるべきです。保険会社を一本化したり、はじめに総合型保険ありきといった考えでは、結局保険会社(の商品)に自分のニーズを合わせることになりますから、それは本末転倒と言わざる得ません。
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