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定期保険の様々なタイプ [生命保険]

定期保険とは何かについて昨日ご紹介しました。今日はさらに、定期保険の様々なタイプについてご紹介します。そう、いろいろあるのです。それはいわばジャンルの総称です。一口に定期保険といっても、具体的に商品となると、全期型、更新型、定額型、逓増型、逓減型など様々なものがあります。

まずは全期型からいってみましょう。

・全期型
65歳まで、80歳までといったように、保険期間を年齢ベースで定めたものです。「総合保障型」(都民共済)のように、59歳まで加入すれば65歳まで同一掛け金で同一の保障が続くタイプがあります。

・更新型
10年や15年など、加入年齢にかかわらず保険期間が定まったものです。それらは満期を迎えると通常はまた同じ契約に自動更新され、一定の年齢まで保障は続きます。オリックス生命の「ダイレクト定期保険」は、10年~30年まで、5年区切りで5つの保険期間プランを設定しています。 

同じ年齢・性別の場合、保険期間が長くなるほど保険料は高くなります。したがって、同じ保障なら加入当初は(より長い保険期間である)全期型が高くなります。ただ、全期型は生命保険期間の途中で生命保険料がアップすることはなく保険料は一定ですが、更新型は更新するたびにより高い年齢での契約になりますから保険料はだんだん高くなります。したがって、更新型を更新するうちに全保険期間を通しての生命保険料総額では全期型のほうが安くなります。

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また更新型の「更新」には70歳・80歳など年齢上限が設けられており、自動的に更新されたとしても、上限の年齢に達するとそれ以降の更新はできなくなります。

後になって、もしくは合計支払い保険料が高くなったとしても、経済的な理由から当面は安い保険料にしたい場合、更新型は便利です。全保険期間を通して一定の生命保険料のほうがいい場合には全期型を選択します。

保険金については一時金として支払われるタイプと年金として支払われるタイプがあり、前者は「定額型」「逓増型」「逓減型」などがあり、後者は「定額型」と「逓増型」などがあります。

・定額型
保険金額が保険期間中一定で変わらないものをいいます。

・逓増型
保険金が一定期間毎に増えるものをいいます。

・逓減型
一定期間毎に保険金額が減っていくものをいいます。子供が独立したり、ローンが終了したりと、加齢と共に保障は減るように設計にすることで、保険料をより少なくする合理的な方法です。
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