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定期保険は高齢になったとき有利か [生命保険]

定期保険は、文字通り定められた期間を保障する掛け捨て保険です。それだけに加入時は保険料のハードルが低いのですが、一方でそれが短所にもなります。定期ですから、ある一定時期を過ぎたら保険は更新しなければなりませんが、更新するときは保険料がそれまでよりも高くなるのです。ということで、定期保険の長所と短所について考えてみましょう。

まず定期保険の長所ですが、自分が保障したい時期だけ保障してもらえるということです。たとえば、「こどもが成人するまでの20年間だけ大きな保障が欲しい」という場合にはまさにうってつけの保険です。

また、10年の間にこどもができたりマイホームを建てたりといった生活(資産や扶養家族)の変化により、一定期間後に保障を見直したいという要求にも応えられます。積み立て部分がありませんから、保険料は養老保険や終身保険よりも安くなります。

一方短所は、長くかければかけるほど更新のたびに保険料が上がっていくことです。10年ないし20年たって保険が満期になり、継続する場合にはその年齢での保険料になります。当然、10年前、ないしは20年前の保険料よりも高くなっています。特別な支払いの約束をしない限り、養老保険や終身保険は保険料が同一ですから、もとがそれらより安いとはいえ、その点で負担と感じることがあるかもしれません。

また、終身保険と違い、限りなくその人の寿命に保障を続けてくれるわけではありません。ほとんどの定期保険は80歳や85歳までを対象としています。終身保険なら100歳生きても問題ありませんから、長寿社会において、それをネックとする見方もあるかもしれません。

まとめますと、定期保険のメリットは、比較的安い保険料で、期間も全期型と更新型から選べる。
デメリットは、更新毎に保険料が上がり、90歳以上の長寿に適応できる保険がない、ということです。
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