主契約を解約すれば特約も解約となる [生命保険]
主契約と特約の約款(保険の約束事)によって保険商品は成り立っているということを前回ご説明いたしました。生命保険の商品は、まず例外なく主契約のほかに特約がついています。では、その関係や、たとえば主契約を解約した場合、特約はどうなってしまうのかなどについてちょっと見ていきたいと思います。
中には、主契約にもなりうるが特約として付保する場合もあります。たとえば定期付き終身保険というのがありますが、これは終身保険に定期保険を特約に加えたものです。
がん保険でお馴染みのアフラックは、医療特約付きがん保険も発売しています。ここでいう「医療特約」の内容は医療保障です。
これらはリビングニーズ特約と違い、それ自体が主契約になりうるものです。映画やドラマでも2枚看板の作品がありますが、いうなればその保険版といったところでしょう。
主契約と特約の組み合わせでは保険終期について注意が必要です。主契約が終身保険で、定期医療特約が付保されている場合、死亡保障は終身でも医療保障はたとえば80歳までということになります。
加入者はひとつの保険に入ったつもりでも、保障によって保険の終了する時期がバラバラになってしまうことがあるわけです。
もし、解約をする場合は主契約を解約すると特約部分も解約になります。一方、主契約を残して特約だけを解約することは保険によって可能です(損害保険はその限りではない)。
ただし、保険会社側はそのような措置をあまり歓迎しないようです。
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主契約で何を保障しているのか、特約はそれをどう補完し、さらに保障を広げているのか、ご自身が加入している保険から、それらをきちんと認識できるようにしっかり目を通していきましょう。
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これらはリビングニーズ特約と違い、それ自体が主契約になりうるものです。映画やドラマでも2枚看板の作品がありますが、いうなればその保険版といったところでしょう。
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もし、解約をする場合は主契約を解約すると特約部分も解約になります。一方、主契約を残して特約だけを解約することは保険によって可能です(損害保険はその限りではない)。
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