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生命保険=主契約+特約(複数、または無し) [生命保険]

生命保険と一口に言っても様々な商品があります。その構成はなかなか専門家でないとわかりにくいものですが、それは大きく見ると「主契約+特約(複数、または無し)」によって成り立っています。今日はこの保険の契約内容(約款といいます)について見ていくことにしましょう。

主契約というのは、その保険商品の文字通り中心となる保障で、それだけで保険商品として成立する契約です。特約は、主契約に付加して主契約の保障内容を充実させる契約です。つまり、主契約だけで特約のない保険契約はありますが、特約だけで主契約のない保険契約は存在しません。

生命保険の商品は各社から様々なものが発売され多様に見えますが、要は主契約にいろいろな特約を組み合わせて主契約を豊かに見せているだけなのです。

死亡保険でいえば定期保険、終身保険、養老保険などが主契約になります。医療保険や個人年金保険などもそれにあたります。

一方、特約というのは、それだけでは保険契約としては成立せず、主契約に付け加えることで成り立つ契約です。高度障害特約やリビング・ニーズ特約、三大疾病特約、女性特定疾病入院特約、長期入院特約などがこれにあたります。

たとえば、リビング・ニーズ特約というのは、がんで末期状態を迎えたとき、生前に死亡保険金を被保険者本人が受け取れるようにする特約です。この特約は無料で付保できるのですが、死亡保障に対する(生前給付という)特約ですから、死亡保障自体がなければ成立しません。

生命保険の約款にもいろいろあるわけです。
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