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DAY-Go!けがの保険、大同火災が告別式広告費を補償する特約 [損害保険]

「DAY-Go!けがの保険」です。大同火災が、告別式広告費を補償する新傷害特約保険を発売するそうです。あ、ちなみに、生命保険の場合は「保障」、損害保険の場合は「補償」ですね。それはともかくとして、「DAY-Go!けがの保険」というのは具体的にどんなものか。内容についてはニュースソースを引用してみましょう。
告別式広告費を補償 大同火災 新傷害特約保険
琉球新報 7月13日(土)11時5分配信
 大同火災海上保険(上間優社長)は8月15日から、地元紙掲載の告別式広告費の補償を特約で付けられる傷害保険の新商品「DAY-Go!けがの保険」を発売する。開始は10月から。沖縄独自の慣習を活用した全国でも初の特約。既存の傷害保険契約者約5千件の切り替えに加え、新規で千件の契約を目標に掲げる。担当者は「地元の新聞に告別式の広告が掲載される沖縄の独特の習慣に注目した。傷害保険の普及を目指したい」と話している。
 告別式広告費補償特約は、本人か同居する親族、別居の未婚の子を対象に、傷害か疾病で死亡した場合に新聞の告別式広告費を支払う。掛け金ごとに支払い広告費の上限を定め10万円、15万円、20万円の3種類を用意した。
 新商品は同社初の熱中症補償特約も自動的に付帯する。従来の個人向け傷害保険を新商品に一本化する。自転車事故の賠償責任対応の特約もある。
 ほかの保険でカバーしている補償の重複を解消するプランも設定した。事務の簡素化で自動継続割引も導入した。さらに医療相談や相続相談などができる「しまんちゅ相談サービス」も新たに取り入れる。
 今後、自動車保険など保険全般で「DAY―Go!」ブランドとして統一して販売を強化する。
最終更新:7月13日(土)11時5分
琉球新報

ということです。

DAY-Go!けがの保険とは、文字通り傷害保険です。告別式広告費がニュースの目玉になっていますが、よく読むとそれだけではなく、熱中症補償特約や、自転車事故の賠償責任対応の特約もつくといいますからこれは大きい。

賠償責任保険というのは、1本は入っておいた方がいいです。

というより、賃貸なら火災保険の借家人賠責、大家なら借主に対する賠償責任を火災保険につけるのは常識です。

それと同じように傷害保険のコインの裏表として、逆に相手を怪我させる場合を考えて賠償責任保険を手当てしておくことも必要です。

先日、11歳の少年が女性を自転車ではねて意識不明にしたため、1億円近い賠償責任を少年の母親が背負わされました。

こういう事故というのは、被害者でも加害者でも、いつ誰であろうがなってしまう可能性があるものです。

自分自身が事故で被害にあうことだけでなく、自分が加害者になってしまった時のことを考えた保険設計は必要だと思います。

そうしたことを考えてみると、今度の「DAY-Go!けがの保険」、かなり契約者にとってはメリットのある改正だと思います。
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