アリコの顧客情報流出問題

一般企業やネットプロバイダなどで、個人情報の流出がときどきニュースになりますよね。情報をデジタルで一元管理することで、これまでにない情報の使い方ができるようになる半面、セキュリティをきちんと考えないと思わぬトラブルが発生しかねないという事ではないでしょうか。ところで、保険業界の情報流出事件といえば、アリコの顧客情報流出問題を思い出しますね。

2009年7月24日、アリコの顧客名簿が流出したかもしれないというニュースが流れました。

カードを不正利用された被害が、相次いでいるとのクレジット会社からの指摘を受け、社内調査して判明したということでした。

外資系生命保険大手アリコジャパンは23日、保険料決済にクレジットカードを使っている顧客の情報の一部が社外に流出した可能性があると発表した。 　同社では、流出の可能性のある顧客について、24日から書面で連絡を行うとともに、顧客に対し、クレジットカード会社が発行する明細書の確認などを呼びかけている。 　同社によると、決済にカードを使っている複数の顧客から、カードが不正使用されているとの照会があり、これまでの調査で、最初の不正使用は7月初旬と見られているという。（7月23日16時25分配信 読売新聞）

流出した可能性があるのは、平成14年7月から20年5月までの期間に直接契約を申し込んだ顧客のうち、クレジットカード決済で保険契約の保険料を支払い、証券番号の下1けたが2または3を含む契約といわれました。

同社には今月14日以降、クレジット会社から不正利用に関する照会が相次ぎ、1000件以上に達しました。インターネットなどを通じて、家電製品などの購入に悪用されていたといいます。

契約の際、保険会社に対して、個人情報の管理について確認を入れておいた方がいいかもしれませんね。

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