SSブログ

アリコジャパンの顧客情報流出問題をさらに考える [生命保険]

前回、4年前に起こったアリコジャパンの顧客情報流出問題について書いてみました。なぜかというと、そうした問題はその後も解決されていないからです。つまり、いった保険会社と契約したら、自分の情報がもしかしたら洩れてしまうかもしれない、という心配をしなければならないということです。もちろん、どの会社であってもそのようなことはないようにと思っているでしょうが、どのくらい真剣にそう思っているかも、会社を選ぶひとつの判断材料になるという事です。
 外資系保険会社、アリコジャパンの顧客情報が大量に流出し、クレジットカードが不正利用された問題は、高橋和之アリコ・日本代表が27日に会見して謝罪したが、被害はさらに広がっている。28日までにアリコに寄せられた問い合わせは1万2000件を超え、強みだった通信販売の支払いシステムを崩しかねない。保険契約の解消が相次ぎ、顧客獲得の原動力だった広告も自粛せざるを得ない状況で、経営への打撃が避けられなくなっている。

これは前回に引き続き、当時のニュースです。

流出した可能性があるのは、平成14年7月から20年5月までの期間に直接契約を申し込んだ顧客のうち、クレジットカード決済で保険契約の保険料を支払い、証券番号の下1けたが2または3を含む契約の11万件。

通信販売の弱点が出た、といいたいところですが、対面販売であっても、顧客情報が流出することはあります。最近では、営業外務員も端末を持って出かけることは珍しいことではありません(会社にもよりますが)。

情報化社会といって、デジタルで管理することに対する宿命的な課題です。
nice!(8)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:マネー

nice! 8

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0