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がん保障開始日など、必要な「○○の日」はメモ書きで添付 [生命保険]

契約日・責任開始日・個々の保障開始日の違いについて前回述べました。生命保険の世界には、いくつもの「始まりの日」があります。保険商品全体の「開始日」のルールとともに、各商品ごとにも「開始日」のルールがあります。その点について、確認をしておきましょう。

がん保障開始日

責任開始日から90日目の翌日、すなわち91日目から保障されます。都民共済のように、90日以内でも責任開始日を過ぎていれば半額支払われる場合もあります。これはやはり保険会社に確認しておくべきことですね。

女性用保険保障開始日

乳がんや乳房切除術の保障開始日は、責任開始日から120日目の翌日、すなわち121日目から保障されます。一般の保険商品と異なるため、やはり確認が必要です。

契約応答日

保険加入後に迎える毎年の契約日に対応する日です。学資保険の満期金支払いや、年金保険の年金支払い会史などは、○年後、もしくは○歳の契約応答日に設定されています。

大事なことは、いつから保障が始まり、いつで保険が終了し、いつが満期日なのかということです。加入時に説明を受けることはもちろんですが、すでに加入済みのものは保険証券を確認し、書かれていなければ営業担当者に確認してメモ書きを証券に添付しておいてもいいでしょう。

たとえば、学資保険などは入学予定校への入学金支払いとの関係で、満期日や満期金受取日がいつかというのは非常に重要です。1日でもずれることで、取り返しのつかないことになるかもしれません。

保険というのは、契約という感情の入り込む余地のない約束事です。契約に泣くことのないようにするには、加入者自身が契約内容をきちんと把握しておくことです。
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