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収入保障保険の残存期間の支払い [生命保険]

収入保障保険。中途半端になってしまったので続きを述べることにします。収入保障保険をはじめて知った方の中には、「残存期間に合わせて受け取るなら、契約期間が少なくなってから亡くなると、受取額がより少なくなるから損ではないか」という疑問があるかもしれません。事実そうした質問もあります。

結論から延べますと、実はその通りなのです。契約直後に亡くなる場合と、20年経ってから亡くなる場合では、給付額と当然違ってきます。いつ亡くなっても同じ保障を受け取りたいという場合には、通常の定期保険か、もしくは終身保険を選択すべきでしょう。

ただし、必要な保障はつねに同じではなく、年齢と共に少なくなってくると考える方が合理的です。子供が独立したり、マイホームのローンが終了したりと、加齢と共に少しずつ荷は軽くなってきます。保障もそれに応じたもの(徐々に減らす)であったほうが、支払う保険料負担が少なくできますから、差額はそのときに貯蓄なり消費なりに回した方が効率的なお金の使い方であるといえるわけです。

また、この商品については各社が最低保証期間を設定しています。残存期間がどんなに少なくても、この期間の支払いは保障する、という期間です。

1年、2年、5年、10年などで、最低保証期間が長くなるほど、保険料負担は高くなります。これによって、自分なりにある程度は納得のいく給付期間を設定することができます。

ということで、まとめます。収入保障保険のメリットは、保険金の支払い方が定額なので遺族の生活設計がたてやすいということです。一方のデメリットは、契約期間が少なくなってから亡くなると受取額がより少なくなるということです。

あとはご自身の価値判断となります。
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