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だからアナタは保険会社に“騙される” [生命保険]

「保険料不払い?けしからん。でも被害者ももっと上手に対応できなかったのかねえ」

生損保各社の不祥事についてそう思われているアナタ。まずは、以下の問いに「はい」か「いいえ」で答えてみてください。

・生命保険は死亡時に支払われるので加入者自身は関係ない
・生命保険と損害保険の違いがわからない
・生命保険会社はどこも同じ商品を売っている
・生命保険とがん保険は別のものだ
・学資保険は郵便局で入る保険だ
・生命保険を勧めに来る人は生命保険会社の人間として商品説明する
・医療保険は生命保険会社だけで売っている
・重野仙-や地井武男は生命保険会社のCMに出演している
・自分が何の保険に入ってどんなとき保険金を受け取れるのか把撞していない
・生命保険は年を取るほど手厚い保障にした方がいい

これらは、正解はすべて「いいえ」です。いずれも保険知識としてはきわめて初歩的なことです。したがって、ひとつでも「はい」と答えてしまった人は、もしかしたら昨今問題になっている「保険金不払い」のようなトラブルの被害者になる可能性があるかもしれません。


アナタは、700万円をドブに捨てたら惜しいと思いますか。もちろん、惜しくないわけがありません。実は保険の不払い事件というのは、それに等しいことなのです。

たとえば、今よりも利率の高い頃(1漱)年代後半)に2000万円の死亡保障(終身保険)に30歳で加入した人が、月2万円ずつ支払い60歳に払い込みを終えるとして、合計で約700万円払い込む計算になります。これはあくまで利率の高い頃に加入した場合の計算であり、今加入すれば払込額は1000万円を大きく上回るはずです。マイホームの頭金になる金額は、決して安い買い物とはいえないでしょう。

ところが、家や自動車と違い、保険は目に見えるモノではありません。その上一般の人には売り方も内容もわかりにくくなっています。保険会社もビジネスですから、支払いも責任も少なくしてより多くの加入者を集めるための工夫をします。加入者は商品について余り意識せず、というより積極的に向かい合うことなく何となく加入し、結果として莫大な金額を払い込みます。挙げ句が知識不十分のため「不払い」などという事態になれば、ただ金をドブに捨てるようなものです。あまりにももったいない話です。

そのようなことのないよう、現在何らかの保険に加入している人も、これから新規に加入したい人も、保険とはいったい何かというについて、一通り掌握しておくことは無意味なことではありません。まず、第1章では、「保険とは何か」というところからおさらいしてみましょう。
タグ:保険会社
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