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養老保険の真相 [生命保険]

養老保険てご存じですか。簡単に言えば、満期時に契約した死亡保険金と同額の満期保険金が支払われる商品です。生命保険の死亡保障のひとつの形態です。満期時ということは、被保険者が死亡していなくても保険金が支払われるということです。つまり、実質的な貯金です。本人が亡くなったら保険として支払われ、生存していたらたら満期金として支払われるのです。

養老保険のうちわけは、保険金支払いの部分と積み立て部分です。つまり、掛け捨ての定期保険よりもずっと高くなるということです。しかし、貯蓄という言葉に弱いのか、従来我が国では生命保険というと、この養老保険が主力でした。高度経済成長やバブルなど右肩上がりの経済状態から、金利が高くつくという事情もあったのです。

生命保険とは、基本としては被保険者が高度障害(国が定めている基準と生命保険会社の基準は畭なっているようです)を負ったり死亡した場合に定められた保険金を補償してもらうというものになります。しかし、近年では、貯蓄性をもたせたタイプの生命保険(保険金詐欺が行われて、ニュースになることもあります)の人気(アイドルグループなどは、ファンではない人からみると、どこがいいのかと首をかしげたくなることもあったりしますね)がどんどん高まっています。

政府の年金(一般的に、国民年金よりも、厚生年金や共済年金の方が給付額が大きいようです)制度への不安(これを感じているとなかなか幸せにはなれないものです)や将来への不安(あまりにも頻繁に強く感じるようなら、カウンセリングなどが必要かもしれませんね)から、老後(近年では老後難民なんて言葉も使われているようです)を心配する人が増加傾向にあるためのようです。そういう方達に人気なのが、「養老保険」です。養老保険とは、一定期間の間に高度障害(身体障害等級1級に認定されても、生命保険での規定には当てはまらないこともあります)を負ったり死亡した場合に保険金が受け取れるのはもちろん、保険が満期になった時点で生存行っていた場合には「満期保険金」が受け取れるといったタイプの保険です。

生命保険で一番安い死亡保障である定期保険では、満期時に生存しているケースでは保険料は掛け捨てで戻って来ませんが、養老保険では満期を迎えた場合にも保険料を受け取れると言った保険と呼ねれているんです。死亡しても生存していても保険金が受け取れるのですので、素晴らしいだといえるでしょう。

だったら、わざわざ掛け捨ての定期保険などに加入せず、養老保険に入りたいと全ての人が思うところとはいえ、当然のことですが同じ規模の死亡保険金を受け取りたいと思えば、月々の保険料は相当高まると思います。一昔前のバブルの時代(地デジ化によってアナログテレビの歴史に幕が下りましたが、今でも一部地域では見られるそうです)には、満期保険金が払込保険料を上回っていましたから大変人気(時には口コミで評判になることもあります)が高かったと呼ねれているんです。

でも、現在みたいな景気の具合ではそんなに利率は高くありませんから、満期保険金が支払保険料を上回ることはまずないと考えている人がいいでしょうね。つまり、支払った金額が丸々戻ってくるわけではないので、貯蓄をメインに考えるなら払戻金額が預金額を下回ることのない銀行の方がいいですね。養老保険の真相は奥が深いです。
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