離婚の切り出し方と相手が応じてくれない時 [離婚]
今日は少し重い話でするね離婚の話です。離婚の切り出し方を誤ってしまうと、それが原因で事件に発展する可能性もあるので、注意しないといけません。配偶者にどれだけ言っても離婚に応じてくれない時もあるかもしれません。そういった場合には、家庭裁判所に離婚調停の申立てをされた方が良いでしょう。
離婚の切り出し方
離婚の切り出し方を誤ってしまうと、それが原因で事件に発展する可能性もあるので、注意しないといけません。
離婚というのは人生において非常に大きな分岐点となりますから、その時に相手がどのような対応するのかは予測がつかないものです。
また、自分もどのような行動に出るのか予測できない怖さがあります。
そのため、離婚を切り出す時は、自分も相手も感情的にならないようにすることが大切です。
離婚を切り出す時のポイントは、以下の通りです。
・自宅で切り出さない
・第三者の立会い
・手短に伝える
・言葉を選ぶ
・相手の気持ちを考える
・時間を決める
自宅だとお互いに言いたいことを言ってしまい、収拾がつかなくなる可能性があります。
できれば、近くのカフェなどで話をした方が他の人の目を意識できるため、冷静に会話ができるかもしれません。
また、第三者に立ち会ってもらうことで、話をスムーズに進めることができるでしょう。
そして、長々と話をするよりも、手短に1時間なら1時間と決めて、離婚を切り出すというのも大切です。
お互いに感情的にならないためにも、相手の気持ちを考えながら慎重に言葉を選ぶようにしてください。
相手が離婚に応じてくれない時
配偶者にどれだけ言っても離婚に応じてくれない時もあるかもしれません。
そういった場合には、家庭裁判所に離婚調停の申立てをされた方が良いでしょう。
このような離婚方法を調停離婚といいます。
調停離婚には、裁判のような強制力はないので、あくまでも両者が納得して問題解決をしてもらうという趣旨で行われます。
そして、話し合いは配偶者本人とするのではなく、調停委員と話をするため、面と向かって会話をすることはないと思ってください。
また、ここでの話し合いでも離婚に応じてくれない場合は、離婚の裁判を検討しないといけません。
離婚の裁判となると大がかりになって時間も費用もかかってしまいますから、なるべく調停離婚で結論を出したいところです。
ただ、場合によっては調停離婚が上手くいかないこともあるので、覚悟しておいた方が良いでしょう。
有利に調停離婚を進めたい場合や裁判を起こす場合には、弁護士への相談をオススメします。
一人で解決しようとすると非常に大きな負担になるので、お金はある程度かかってしまいますが、法律の専門家に依頼された方が良いです。
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