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バナナは世界のどこで生産されているの?

バナナは、沖縄でとれるシマバナナ以外は輸入品であると再三書いてきましたが、では世界的にバナナはどういったところでどれぐらい生産されているのか、ということを書いて見ます。

バナナは、これまで見てきたように温暖な、というより熱帯域を中心に栽培されています。日本に一番多く輸入されているのはフィリピン。これはもう圧倒的で、それに続くのが南米エクアドル、そしてコロンビア、伝統的ではありますが現在の割合は少ない台湾などとなっています。

そこからすると、世界的にもフィリピンがバナナのチャンピオンではないかと思ってしまいますが、実は1位に大きく引き離された2位なのです。世界一のバナナ栽培国は、日本にとっては意外といっていいかと思うのですが、インドなのです。

国際連合食糧農業機関(FAO)というところの統計によりますと、世界中のバナナ年間生産量の合計は9581万トンになるとされています。

そのうち果物として食べる生食用バナナは、インドが28%をしめるというのです。ただ、インドの場合、そのほとんどが国内で消費されているので、輸出量は多くありません。

輸出することでは、ラテンアメリカ諸国が80%を占めるといわれています。まあこれは味や品質ではなく国策の問題で、国内消費が目的として作っているか、輸出を目的として作っているかということの違いです。輸入国は圧倒的にアメリカで全体の33%を占め、ECは27%、日本は8%です。

バナナ年間生産量のパーセンテージ統計です。
インド26.2
フィリピン9.0
中華人民共和国8.2
エクアドル7.6
ブラジル7.2
インドネシア6.3
メキシコ2.2
コスタリカ2.1
コロンビア2.0
タイ1.5
世界総計95.8
FAO2009年(一部2008年)より

それにしてもバナナのこと、興味はつきませんね。
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