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離婚問題は誰に相談しますか [離婚]

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離婚問題の相談。深刻な話ですから、誰でも彼でもというわけにはいきません。ではどんな人がいいのでしょうか。信用できる人、専門機関などですが、既婚者はいつ離婚問題に直面するかわかりません。ちょっとした知識として頭に入れておいてください。

離婚問題を相談できる機関


離婚問題で悩んでいる場合、多くの方が友達や両親に相談すると思います。

友達や両親であれば、話をしっかりと聞いてくれるので、気分もスッキリするとは思いますが、適切なアドバイスがもらえないケースも少なくありません。

これは、友達や両親だからこそ、あなたに非があっても、相手に非があると決め付けてしまう可能性が高いからです。

そのため、状況によっては、専門家に相談することをおすすめします。

離婚問題を相談できる機関は、以下のようなところです。

・女性センター
・地方自治体
・離婚相談所
・家庭裁判所
・弁護士
・法テラス

女性センターや地方自治体では、無料で離婚相談を受け付けています。

また、法テラスや家庭裁判所でも、無料で離婚の相談ができますが、特に家庭裁判所に相談した場合には、裁判離婚や調停離婚などについて詳しく教えてくれるでしょう。

法テラスは、実際に裁判になっても、弁護士費用を分割など低負担でまかなえるようにしてくれます。

離婚相談所や弁護士に相談する場合には、お金がかかります。

費用はどこの離婚相談所や弁護士に相談するのかで変わりますが、1時間1万円くらいが相場になっているようです。

まずは無料の機関で相談して、必要に応じて有料の機関に相談するといいかもしれません。

調停離婚(離婚調停)


調停離婚とは、協議離婚で上手く離婚できない場合に取られる方法です。

お互いが話し合って納得した上で離婚するというのが一番の理想ですが、場合によってはそう上手くはいかないこともあります。

その場合、家庭裁判所に調停を申し立てることになるでしょう。

これは、裁判ではなく、あくまでも調停なので、みなさんがイメージしている離婚裁判とは異なります。

調停でも相手が離婚に応じてくれない場合に、裁判に発展するのです。

離婚調停の特徴として、次の3つが挙げられます。

・離婚しようか迷っていても調停の申し立てが可能
・法律的な離婚原因は必要ない
・同時に色々な問題を解消できる

まず、本当に離婚しても良いのか迷っている時でも、調停の申し立ては可能です。

それに、調停離婚の場合、民法の定める離婚原因に該当しなくても、離婚することができます。

また、調停を申し立てることで、子供の親権者の決定や養育費の問題なども一緒に解消できるでしょう。

ただ、調停は一度で終了する訳ではなく、何度も行われます。

一般的に、3ヶ月~6ヶ月程度で結論が出ることが多いですが、1年以上かかることもあるようです。

第3版 離婚調停

第3版 離婚調停

  • 作者: 秋武 憲一
  • 出版社/メーカー: 日本加除出版
  • 発売日: 2018/02/06
  • メディア: 単行本



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