熟年離婚で考える子供、年金 [離婚]
熟年離婚。相変わらず一定数あるようです。ところで、熟年離婚した場合、子供にはどんな影響があるのでしょうか。また、年金はどうなるのでしょうか。今回はその点についてまとめてみます。
子供への影響
熟年離婚をする時に、子供にどういった影響を与えてしまうのか心配になると思います。
そのため、なかなか離婚に踏み切ることができない人も多いでしょう。
まず、子供が成人している場合は、自分が考えているほど子供への影響は大きくないと思っていいです。
多少は驚くかもしれませんが、既に大人ですから親が離婚したとしても大きなショックを受けることはないはずです。
一般的に、離婚を受け入れる子供の方が多いので、そこまで心配する必要はありません。
ただ、問題となるのが、子供が成人していない場合です。
子供が未成年の場合には、親が離婚するという事実を受け入れられないことも多く、大きなショックを与えてしまう可能性があります。
また、成人の子供と違って親権や養育費の問題も出てくるので、すんなりと離婚できないケースも少なくありません。
このように、子供が成人して独り立ちをしているのかどうかによって、影響は大きく変わると思った方がいいでしょう。
状況によっては、子供への影響が少なくなるまで、離婚を先延ばしにするというのも一つの選択です。
年金はどうなる
熟年離婚をする場合に気になるのが、年金ではないでしょうか?
以前であれば、自分の年金だけで暮らさないといけなかったので、離婚してしまうと専業主婦だった方は生活が難しくなることが多かったものです。
しかし、今は夫婦の年金を足して2で割った金額をお互い受け取ることができます。
そのため、女性が熟年離婚をしても、以前よりは生活がしやすくなりました。
ただ、だからといって、熟年離婚をした方がお得という訳ではありません。
なぜなら、離婚しない方が年金は多くもらえるからです。
離婚後と離婚前を比較すると、扶養手当の影響で離婚前の方が年金が多い場合が多いのです。
場合によっては同じ金額のこともありますが、一般的に離婚後の方が年金が少なくなると思ってください。
また、離婚後の年金が離婚前よりも多くなることはないということも、覚えておきましょう。
熟年離婚を考えるのであれば、必ず年金のことを考慮した上で、した方がいいのかしない方がいいのかを判断するようにしてください。
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