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アカウント保険が再評価されているとか [生命保険]

アカウント保険というのをご存知ですか。アカウント。インターネットの世界では当たり前のように使われている言葉です。「領域」というような意味で使われていますね。つまり、アカウント保険というのは、領域保険ということです。どういう意味か。支払い保険料が各保険の領域にわかれているということです。まだよくわからないですよね。つまり、独立した保険のユニットという意味なんです。

新聞(「日刊ゲンダイ」8月8日付)にアカウント保険を再評価する寄稿がありました。

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 現在、外資系を除く伝統的な日本の保険会社の主力商品にアカウント型保険と呼ばれる保険があります。
 この保険、一言でいうと、「保険が寄り集まった保険」です。とりあえず、月払い保険料を2万円支払う。保障については、ときどきのニーズに応じて介護や医療あるいは死亡などの保障を自由に組み合わせることができる。自在性が売りの保険です。
 ところで、こういったアカウント型の保険を嫌がる向きがないわけではありません。本当に必要な保障だけをピックアップして加入すればもっと安くできるのではないかという疑問。あるいは、医療保障はA社で介護保障はB社の商品がよいといったニーズに対応できないという不満などがその主な理由です。
 さて、こういった傾向も保険の販売チャンネルの多様化によって少しずつ変わってきているようです。たとえば、朝日生命の介護保険には、一時金タイプと年金タイプがあります。朝日生命の主力(アカウント型)商品の「保険王」では介護保険は保険王の一部に組み込むことになっています。
 しかし、みずほ銀行などでは、同じ終身介護保険は単体で販売されているのです。
 特に、年齢が上がってくると生命保険に求める内容もよけ具体的なものになってきます。アカウント型保険のバラ売りは、シニア層の保険ニーズに合致しているという意味から、歓迎すべきものなのかもしれません。
(杉山明 パームスコーポレ」ンヨン㈲代表、-級FP技能士。外資系生保など、で商品開発等を担当49歳)
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医療でも保険でも、オーダーメードの時代といわれています。そこで、いろいろいわれているけれども、ユニット保険であるアカウント保険はそのニーズを満たす保険であるということです。

今入っている保険のこの部分を補いたいな、なんて思っても、セットになった保険では数字は動かせませんから、別の保険に入らなければならず、そこに重複や無駄が生じます。

アカウント保険ならそれがないということです。

たしかに、興味深い商品かもしれませんね。
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