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アフラックの個人年金保険(アメリカンファミリー生命)の本当の話 [生命保険]

アフラックといえばがん保険・・・・ばかりではありません。アフラックといえばアメリカンファミリー生命ですが、個人年金保険も扱っています。最近は低金利時代で生命保険を貯蓄で行うのは効率が悪いと言われますが、でははたしてアフラックの個人年金保険はどうなのでしょうか。

◆商品名:個人年金保険

◆保険会社:アメリカンファミリー生命

◆主契約:5年ごと配当付個人年金保険

◆特約:なし

◆保険期間:5年確定年金、10年確定年金

◆保険料払込期間:60歳払済

◆契約年齢:満20歳?満55歳


年金保険というのは、被保険者が一定期間、保険料を支払い、あらかじめ決めていおいた年齢(例えば60歳、65歳など)になった時から、被保険者自身が一定期間(5年、10年など)あるいは生涯にわたって毎年年金が受け取れる保険のことです。文字通り、厚生年金や国民年金などの民間保険版になります。


年金保険には、受け取り方によって「有期年金」「確定年金」「終身年金」「保障期間付き終身年金」「夫婦年金」などがあります。


有期年金というのは、被保険者が生存している10年、20年など受取期間が限定されているタイプです。期間内でも被保険者が死亡したら支払われません。


確定年金というのは、受取期間が限定されている点では有期年金と同じですが、被保険者が亡くなった場合にも、残存期間の年金やその時点での年金現価相当は遺族に支払われるものです。


終身年金は、被保険者が生存している限り何年でも支払われます。受取期間が限定されていないので、長生きすればするほど多くの生涯受取額は増えます。

逆に言えば、はやく亡くなってしまうと、支払った保険料よりも受取額の方が少なくなることもあり得ます。


保証期間付き終身年金は、確定年金と終身年金の複合タイプで、ある期間(保証期間)までは、被保険者が亡くなった場合に残存期間の年金やその時点での年金現価相当が遺族に支払われ、その期間を過ぎると被保険者が生存している限り支払われ、亡くなると保険は終了します。


アフラックの個人年金保険は、「5年ごと配当付個人年金保険」です。

保険料を1000円単位で設定できる5年、ないしは10年間の確定年金保険です。

60歳までに保険料を払い込み、5年間据え置いて65歳から年金を受け取れます。

年金の受け取りは75歳まで繰り下げられます。

それによって、定年に合わせた受け取りや、より繰り下げることで戻り率(払込額より受取額がどのくらい多いかという割合)を高くしたりすることができます。


保険料は、基本年金額(年額)が30万円以上、990万円以下なら1000円単位で設定できます。

5年ごとに通算して利益が出た場合配当金が割り当てられます。


被保険者が年金支払開始前に死亡した場合、既払込保険料相当額が死亡給付金として支払われます。

希望すれば、年金は一時金として受け取ることもできます。

ただ、「65歳から年金支払い」になっていますが、正確には被保険者の満65歳の誕生日以降に到来する最初の契約応答日を年金支払日としています。


たとえば、10月生まれの人が9月に加入した場合、65歳と11ヶ月で年金支払日がやってきます。

定年後の公的年金を補うものと考えている場合、年金を受け取れる時期をきちんと計算し確認しておくことが必要です。


解約返戻金はありますが、既払込保険料を上限としています。

短期間で解約した場合には、解約返戻金はないかあってもごく僅かです。

将来はわかりませんが、このご時世では配当金もあまり期待できません。

老後のための貯蓄として利用することは有効ですが、戻り率を他の金融商品の利率や特徴と比較しておくことが必要でしょう。
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