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こんなときにも火災保険は支払われる [損害保険]

火災保険。みなさん入ってらっしゃると思います。借家の場合には賃貸契約で入ることが決められていますし、自分の家だとしても火災保険を全く考えないという事はあり得ないと思います。傷害保険など新種には入らなくても火災保険や自動車保険などは「当然入るもの」ぐらいの意識は現代社会ならもっいるのではないでしょうか。

そこで、今回は火災保険の家財保険に入っているという前提で書きます。保険金額については問いません。

たとえば賃貸マンションに入っている人が、誤ってガラス窓にモノをぶつけてガラス窓を壊してしまったとします。

まあ、通常それは大家ではなく借主が原状復帰の責任をもとものですよね。

この場合、まず火災保険の契約内容について、借家人賠償責任の特約がついているかどうかを確認することです。もし入っていれば、ガラスの補修代金は保険で賄えます。

つまり、大家に対する賠償責任ということなんですね。

でも変な感じですよね。自分で壊しておいて「賠償責任」の保険でもってもらえるなんて。

何よりも、それならどんなに乱暴に使ってもみんな保険でもってもらえるではないか、ということになってしまいます。

変な話、たとえば古くなったところをわざと壊して保険で直してしまうなんていう不届き者もいるかもしれません。

もちろん、そうした仕組みを保つためにはユーザーのモラルが大切です。

保険というのは、つねにモラルリスクという問題があるんですね。それをきちんと守れば、現代社会を支える貴重なシステムとして作用するでしょう。
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