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日本郵政、医療保険への参入はどうなるか [生命保険]

日本郵政の新社長が決まりました。坂篤郎氏が退任し、新社長に西室泰三・元東芝社長(77)が就任することが正式に決まりました。同社の上場も注目されることですが、このブログで注目すべきことは、傘下のかんぽ生命保険で医療保険に参入するのかどうかという事です。
<日本郵政>新社長に西室氏 15年秋の上場に意欲 毎日新聞 6月20日(木)21時24分配信  日本郵政は20日、株主総会とその後の取締役会で、坂篤郎(さか・あつお)社長(66)が退任し、新社長に西室泰三(にしむろ・たいぞう)・元東芝社長(77)が就任する人事を正式に決めた。西室氏は就任後の記者会見で、目標としている2015年秋の株式上場に意欲を示したが、上場するには新規事業などによる収益力強化が不可欠で、課題は少なくない。

現在のかんぽ生命保険が扱う商品群は、終身保険、養老保険、学資保険、定期保険、年金保険です。民間の保険会社と同じですが、新種保険だけがかけています。

とりわけ、昨今の保険業界は、生命保険も損害保険も、医療保険に力を入れています。

そこに規制をかけているのは政府です。

どうしてか。

報道によると、西室氏は、アメリカが懸念している医療保険への参入について、実現は困難との認識を示しながらも、「早く新規事業をやらせてほしい。上場後の成長の絵を描けない」とも述べ、政府に対する不満をにじませたといいます。

つまり、規制はアメリカの保険会社への遠慮なのです。

しかし、こんなばかげた話はないでしょう。

形態は変わっても、まだまだ日本人、とくに高齢者は郵政に対する信頼が厚い。もし、医療保険を募集すれば市場のかなりの割合を食うことが予想されます。

規制緩和の大合唱だった近年。民営化を強引に成し遂げた郵政。

さすれば、医療保険を自由化してみたらどうでしょうか。
自由化がいいかどうか以前に、自由化しないと筋が通らないと思うのですが。
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