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損害保険に独自性のある商品内容 [生命保険]

損害保険か生命保険か。医療保険の選択について前回書きました。今回はその続きです。

生命保険の医療保険の多くは、手術や退院の一時金と日額いくらという保障で保険金が設定されています。それに対して、「スーパー上乗せ健保」(AIU保険)や「みんなの健保」(富士火災)などのように、日額保障を少なめにして、あとは実際にかかった医療費の実費を補償しようというタイプもあります。

具体的には、入院時の健康保険の3割の自己負担分や保険のきかない高度先進医療の技術料、差額ベッド代などが対象です。どちらも「健保」という文字が入っていますが、これは「(国民)健康保険の上乗せ」という意味です。したがって、「保障」ではなく「補償」という文字を使っているところも損保らしい特徴です。

新医療保険「VIV終身」(三井住友海上)は、無事故年数に応じて保険料が安くなる「無事故マイレージ」制度があります。1年間無事故であれば1%のマイレージポイントを加算し、その合計ポイント(30歳加入であれば最大30%)に応じて60歳以降の保険料を割り引くというものです。「無事故割引」というのは、自動車保険や所得補償保険に適用されているまさに損保らしい発想です。

「Live Lead メディカルV」(あいおい損保)の特徴は、男女同一料率であること、自動車保険契約者割引制度があること、保険期間が1年であることなどです。自動車保険を扱わない生保にはできないサービスです。

「私にうれしい医療保険」(アメリカンホーム)は、「病気・ケガの入院」および「病気・ケガの手術」を「必ずつく保障」とし、それ以外には「先進医療」「抗がん剤治療」「3大成人病」「ガンで入院」「交通事故で入院」「長期入院」「退院後の通院」という7つの特約を「選べる保障」として、特約の組み合わせ方によって5通りのパッケージを用意しています。

保障の内容がご自身の求めているものと合致すれば、むしろこうした独自の商品構成やサービスは魅力です。
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