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生命保険も損害保険も医療保険にかわりはない [生命保険]

生命保険と損害保険。それぞれ独自性と交差するところがあります。いわゆる新種といわれる保険についてはその後者です。具体的には、医療保険や損害賠償保険、所得補償保険などですが、とくに注目されているのが医療保険です。どう注目か。要するに、医療保険は生命保険か損害保険か、どちらに入った方が得であるか、ということです。

もともと損害保険は「物保険」といわれるほどで、少なくとも人の疾病を対象とする商品は、所得補償保険を除くとありませんでした。

それが第三分野解禁によって、損害保険会社も疾病を対象とする医療保険を扱えるようになりました。

これまで自動車保険や火災保険に加入していた保険会社の代理店から、医療保険を勧められたこともあるのではないでしょうか。

それによって、もともと生命保険と損害保険の違いを意識しなかった一般の顧客は、ますます生命保険と損害保険についての違いがわかりにくくなってしまったかもしれません。

後発だから、もともと扱っていなかったから、生命保険に比べて損害保険会社のものは商品として何か劣るところがあるのかという疑いはあるかもしれませんが、そういうことはありません。

たとえ損害保険の商品であっても、疾病の入院等で支払う医療費保障を目的とした保険は、生命保険料控除の対象となります。

むしろ後発であるがゆえの、そして損害保険ならではの独自性が感じられる商品内容になっています。

たとえば、生命保険の医療保険は通算の入院保険金日額の支払い限度日数は730日、ないしは1000日などが中心です(ガン保険を除く)。一方、損害保険は1000日、ないしは1095日が多くなっています。後発であるがゆえに、限度日数を増やして手厚さを強調しているわけです。
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