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がん保険のおおまかな保障内容 [生命保険]

がん保険のおおまかな保障内容についてご紹介します。

まずは確定診断による診断給付金(悪性新生物・上皮内新生物)。「がん」と診断された時点で給付されます。保険会社によって、給付が一回限りであったり、再発の場合も給付されたり、悪性新生物のみの給付であったりしますが、いずれにしても診断給付金はこの保険の核となる保障です。

手術給付金。がんで手術を受けた場合の給付です。手術の回数に制限を設けていませんが、手術の種類によって金額が段階に分かれるパターンが多くなっています。

入院日額給付金。入院日数による給付です。がん保険の入院給付金は、支払い日数に制限を設けない特徴があります。東京海上日動あんしん生命の「がん保険」のように、180日を超える入院にはさらに「長期入院給付金」が上乗せされるものもあります。

通院給付金。通院日数による給付です。ただし、入院のように無制限ではなく日数を定めています。アフラックの「21世紀がん保険」のように、放射線や抗がん剤など特定のがん治療を受ける「特定通院給付金」を保障するものもあります。

高度先進医療給付金。がん治療といえば、手術・化学(抗がん剤)・放射線照射などを併せて「三大療法」といいますが、最近ではそれ以外に新しい治療法も少しずつではありますが成果を上げつつあります。ただし、健康保険の適用外の場合、自己負担額が莫大になります。そこで、アフラックの「21世紀がん保険」のように、厚生労働省で定められた高度先進医療を受けた場合に「高度先進医療給付金」を保障するものもあります。

退院療養給付金。がん治療は、退院後も自宅で療養は必要です。東京海上日動あんしん生命の「がん保険」では入院治療後、無事退院した場合に一時金を給付する「退院療養給付金」を保障しています。

継続ケア。退院後の経過観察などを保障する保障を、チューリッヒの「ガン保険」が「継続ケア給付金」として保障しています。

ガン・ターミナルケア給付金。発見時の進行次第では、残念ながら余命を診断されることもあります。アリコの「ザ・ガン保険」では、余命6ヶ月以内と診断されたときのために「ガン・ターミナルケア給付金」を保障しています。

死亡保険金。がん保険は治療保障が原則ですが、会社によっては死亡保障が付保される場合もあります。がんが直接の死因になったときのために、アフラックの「21世紀がん保険」やアリコの「ザ・ガン保険」は「死亡保険金」を保障しています。

【参考文献】

『生命保険のウソ・ホント』(九天社)

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