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終身保険は定期保険や養老保険にはない生涯保障 [生命保険]

終身保険は、生命保険の中では養老保険と並んでスタンダードな保険商品と言えるかもしれません。定期保険や養老保険は一定期間しか死亡保障を得られませんが、終身保険は生涯にわたって死亡保障が受けられる点が最大の特長です。

保険料の計算は、平均寿命よりもかなり先のある年齢(男性は105歳、女性は108歳)を満期とし、かつ貯蓄性をもつもののため10年や20年を区切りとする定期保険に比べて高くなります。ただし、定期保険のように更新をしなくてもいいので、保険料が年齢毎に上がっていくということはありません。

死亡保障ですから本人に支払われることはないのですが、保険料は解約時に返戻されるので、一定期間を過ぎると解約して返戻金を受け取る使い方もできます。そのため、「葬式代費用」「相続対策」といった保険金の使い方から、「ある一定の年齢になったときの老後費用」など解約を前提とした使い方まで目的は多様のため、同保険のニーズは厳然とあります。

保険料の支払い方は、次の3通りがあります。

ひとつは有期払い込みです。保障は終身でも、保険料は55歳や60歳などで払い込みを完了させる方法です。定年のような経済的変化が予想される時期に合わせて「有期払い」を選択します。保険会社によっては、保険料の払い込み終了時に保険を解約して、年金保険や医療保険、介護保険に切り替えるプランもあります。

次に、終身払い込みです。保険料を生涯払い続ける方法です。月々の負担を少なくしたい場合や、貨幣価値は将来変わる可能性もあることを織り込んだ支払いとしてこの方法があります。

そして、ステップアップです。特定の年齢から保険料を上げる方法です。

生命保険のウソ・ホント―賢く・損せず生命保険・医療保険に入る方法

生命保険のウソ・ホント―賢く・損せず生命保険・医療保険に入る方法

  • 作者: 草野 直樹
  • 出版社/メーカー: 九天社
  • 発売日: 2007/07
  • メディア: 単行本


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