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生命保険と損害保険、その違い [生命保険]

生命保険と損害保険の違いってわかりますか。販売している商品が違う?半分はあたっていますが、半分はそうではありません。何となれば、生命保険でも損害保険でも売られている商品はあるからです。ですからそれは厳密に言えば正解にはならないのです。ならば、いったい生命保険と損害保険の違いは何か、ということを論じなければなりません。

販売する販売する保険の種類が異なる、という点については、たしかにその限りではもっともでもあるのです。

「保険」には公的保険と民間保険(私的保険)があり、生命保険が民間保険(私的保険)にあたることは前回すでにご説明しました。

が、「保険(会社)」といえば、「○○生命」だけではなく、「○○海上」もしくは「○○火災」などという名称のものもあります。これらは、損害保険というジャンルに属する保険会社です。

つまり、民間保険といわれるものは、生命保険会社のほかに損害保険会社があるわけです。両社は生保、損保とそれぞれ略して呼ばれることもあります。本ブログでも、その略語を使っています。

生命保険は人間の病気や生死に対して保障し、損害保険は偶然の事故によって生じる損害に対して補償することを目的としています。簡単に言うとそういうことですね。

その目的の違いから、両社は販売する保険の種類が異なるのです。

たとえば、死亡に対する保障は生命保険です。建物や自動車に対する火災保険や自動車保険は損害保険です。それはもうわかりますよね。ではけがや病気に対する入院保障はどうなのでしょうか。これは、生命保障でもあるし、アクシデント保障という面もありますね。そうなんです。つまり、医療保険については生命保険でも損害保険でも販売するのです。

保険会社が扱う具体的な保険の種類については次回ご説明しましょう。
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